世界ロボット大戦: ノート
ロボット戦争の戦場を構成するレイヤー: 5G(神経系)、監視カメラ(目)、充電ドック(エネルギー供給)、自動化(人間なしで回る社会)、兵器(手)。
どのレイヤーにも民間用途の説明がつく。5Gはスマホの高速化。カメラは防犯。ドックはシェアサイクル。セルフレジは利便性。兵器研究は国防。一つ一つは無害に見える。だが高密度で同じ場所に集まると、その組み合わせは別のものに見えてくる -- ロボットが運用できるように下地が整った社会。
東アジア -- 日本、韓国、台湾 -- はその交差点にいる。高密度の5G、高密度の監視カメラ、米中両陣営のネットワークが重なり、歩いて出られない島に原発があり、思考せず、権威に従うのがデフォルトの国民がいる。
南米内陸部はその全てが存在しない。5Gなし、カメラなし、原発なし、軍事同盟なし、四方に陸路の国境、ロボットが活動できない地形。
候補にはコスタリカ、ウルグアイ、スリナム、パラグアイなどがある。ほとんどがスペイン語圏だ。パラグアイは書類上では際立つ -- 商用5Gなし、電力100%水力発電、1936年からの日系コミュニティ、世界一簡単な永住権、外国源泉所得への課税ゼロ、移住総コスト73万円以下 -- だが選択肢の一つに過ぎない。
フレームワークは仮説だ。兵器は仮説ではない。人型戦闘ロボットが2026年2月、ウクライナに配備された。同年4万台の地上ロボットが見込まれている -- 12ヶ月で20倍の生産増。K2 Brigadeは世界初のUGV大隊を展開している。兵士が機械に降伏した。
点火の前に、位置を決めろ。